きょう5月5日はこどもの日、「端午の節句」です。子どもの無病息災を願って、「あくまき」づくりがありました。
「あくまき」は「ちまき」とも呼ばれます。子どもたちが元気に育つように、端午の節句に食べる風習が各地にあります。
薩摩川内市の有川いつ子さんの家では、子どもの日を前に「ちまき」をつくりました。大釜に竹の皮に包んだもち米を入れて、灰汁を注ぎ、沸騰させます。この日は、50本の「ちまき」をつくります。
(有川いつ子さん)「母が好きだった。姉が好きだった。食べる人たちが好きだったから」
大釜で3時間余り煮ると、色艶のいいもちもちした「ちまき」ができあがりました。早速、きな粉をかけて試食です。
(友人・小永吉洋子さん)「言い出来でした。みんなにおいしいって言ってもらって」
出来た「ちまき」は家族や親戚、知人などに配り、喜ばれたということです。







