
深海魚とは、水深200メートル以上に生息する魚で、県内では、鹿児島湾などで底引き網漁などに混じって水揚げされます。奏大さんはこれまで20種類近く深海魚を食べてきました。
(父・和樹さん)「深海魚をさばいて食べる機会もでてきて、魚に興味をもって食べる機会が増えた」

この日は、錦江湾で獲れたアンコウのみそ汁や、真っ赤な体のアカカサゴと口元が飛び出て大きな目をしたソコホウボウでバターホイル焼きを作りました。

(レポーター)「いただきます」
(奏大さん)「めしあがれ」

(レポーター)「ユニークな見た目からは想像できないくらい癖ないし、淡泊なのでバターの香りと合う」

(奏大さん)「深海魚は淡泊な味が多いから、味が濃いものと一緒に食べるとおいしさが上がる」

食べればおいしい深海魚。しかし、見た目の奇妙さや認知度の低さから、商品にならない未利用魚として廃棄されてしまうのが実情です。







