全国各地のあんこを使った人気のスイーツが集められた「あんこ展」が、10日から鹿児島市の山形屋で始まりました。
今年のテーマは「あんこinワンダーランド」。進化系あんこスイーツにも注目です。

あんこたっぷりの最中や、どら焼きに、色鮮やかな練り切りも。10日から山形屋で始まったのは、あんこを使ったスイーツがずらりと並ぶ「あんこ展」です。
5回目となる今年は、東京や京都など全国60社から、およそ900出品されています。今年のテーマ「あんこinワンダーランド」の通り、あんこ好きにはたまらない夢の空間が広がっています。

なかでも人気を集めていたのが、北海道のあんこ店「大安(たいあん)」の「五色鯛焼き」。「大納言」や「きたろまん」など北海道産の5種類の豆を食べ比べることができるのが人気の秘訣です。
会場には全国の愛好家がつくる、日本あんこ協会のにしいあんこ会長も登場しました。一押しは大阪から今回初出店、店名のインパクト抜群な「あんこの勝ち」の「ANしゅーくりーむ」です。

(日本あんこ協会 にしいあんこ会長)「注目しているのは進化系あんこスイーツ」「新しい創世記の幕開けがこの数年で起こっている、山形屋でぜひ目の当たりにして一緒に感動してもらえたら」
あんことカスタードクリーム、生クリームをたっぷりと挟んだ見た目も映える進化系あんこスイーツで、つぶあん、こしあん、皮むきあんの3種類の糖度に違いを楽しむこともできます。

(レポーター)「皮むきあんの甘さがさっぱりとしていて食べやすい、そこにカスタードクリームと生クリームが合わさることで、甘みのハーモニーが広がって新感覚」
そしてこちらも初出店、京都の老舗餡子店・都松庵が手がける
「AN DE COOKIE」。小麦アレルギーの人も食べられるよう、米粉生地に「生あん」を練り込んで焼き上げたクッキーで、種類の多さとパッケージのかわいさも魅力です。

王道から、映える進化系まで。会場を訪れた人はお気に入りを探し求めてあんこ尽くしの世界を楽しんでいました。
(訪れた客)「楽しみにしてた、あんこ展だけは外せないと思って、目に見えるもの全部買いたくなって大変」「栗の形をしたのがあってゲットできたのでゆっくりお茶と食べようかなと」
あんこに合わせたいお茶や器も並ぶ「あんこ展 ~お茶と器と~」は、鹿児島市の山形屋で今月16日まで開かれています。







