インドの都市、チェンナイにある日本総領事館の総領事が濵田省司知事を訪問し、高知県内企業のインド進出に向けた期待を語りました。

濵田知事のもとを訪れたのはインド南部の都市チェンナイにある日本総領事館の夛賀政幸(たが・まさゆき)総領事です。県は若年層の人口が多いことなどからインドを外国人材を受け入れるための重要な国の1つと位置づけていて、去年8月には初めてインドから技能実習生を受け入れました。

夛賀総領事は去年、コロナ禍にもかかわらず県の視察団がチェンナイを訪問したことに触れ、”心強いパートナーだ”としたうえでチェンナイがあるタミルナード州が日本企業の進出を強く望んでいることなどをアピールしました。

(インド・チェンナイ日本総領事館 夛賀政幸 総領事)
「先日、県のミッション団がチェンナイを訪問してくれて非常に良かったと思っている。ミッション団が今後もチェンナイを訪問してくれれば非常に有益な交流や意見交換ができると思う」

県は今年11月にもチェンナイに視察団を派遣するほか、来年には現地の人を対象に高知の防災に関する取り組みを知ってもらうセミナーを開く予定にしていて今後も積極的にインドとの関係強化に取り組んでいく方針です。