今年一番の寒気の到来で高知県内も午後から冷え込みが厳しくなり、雪が降っているところもあります。25日明け方にかけて山間部を中心に大雪が予想されていて、路面や水道管の凍結に注意が必要です。

四国地方の上空およそ1500メートルに氷点下12度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいて、県内では午後から平野部を含む各地で雪が降っています。

大川村で午後3時ごろに撮影された映像です。かなり強く吹雪いていて、視界が真っ白になっているのが分かります。

県内は25日明け方にかけて中部と西部の山間部を中心に大雪となるところがある見込みで寒気の南下が予想より強まった場合は警報級の大雪となるおそれもあります。24日午後6時、幡多地域を中心に、大雪や風雪、着雪注意報などが発表されていて、全ての市町村に低音注意報が発表されています。

25日朝6時までの12時間に予想される雪の量はいずれも多いところで平野部で10センチ山間部で20センチ。25日午後6時までの24時間に予想される雪の量は平野部で10センチ山間部で20センチです。

気象台は積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意するとともに水道管の凍結、積もった雪による倒木や電線の断線などに注意するよう呼びかけています。