伊野商業高校に、ドローンの資格を取得できる“ドローンスクール”が開校しました。東京のドローンスクーと連携協定を結んだことで実現したもので、学校施設を活用したドローンスクールは県内初で、全国的にも珍しいということです。
23日、伊野商業高校と連携協定を結んだのは、東京を拠点にドローンスクールを開校する「おしんドリーム」です。おしんドリームは2026年1月から屋内用のドローンを「教材」として活用し、DX教育などに組み込むプログラムを提供しています。伊野商業高校がこの取り組みに興味を持ち、ドローンスクールの開校に至ったということです。
(伊野商業高校 山岡晶 校長)
「単に開校するだけでなく、このドローンの資格の意義もしっかりと県民の皆さんにお伝えできる働きかけができればいいと思う。この最先端の機器を生徒、教員、そして地域の方がしっかりと活用できる場になればいいなと思う」
伊野商業高校は、高校の段階でデジタルなど成長分野を支える人材を育成する文部科学省の「DXハイスクール」に採択されています。2年目の2025年はキャリアビジネス科ICTコースの生徒たちが県内の中学校を訪れ、ドローンを身近に感じてもらう出前授業を行ったほか、2026年2月には卒業生が感謝の気持ちを込めて校内でドローンショーを開くなど経験を積んでいます。

スクールではドローンを安全に飛ばすための知識と技術を証明する国家資格「二等無人航空機操縦士」の取得を目指します。資格を得ることで、観光コンテンツの開発や、建設現場での測量、農薬散布といった業務をはじめ、災害時の救援などでも活用することができます。
(おしんドリーム 佐藤華子 社長)
「県立の学校でドローンスクール事業が、民間の企業として入れることは全国的に稀なケースだと思っているので、これをきっかけに全国の商業高校の先生たちが希望を持って学校に視察に来て、こういう学校にしたいというような機運が生まれてきたらうれしい」
学校と企業が一体となった新しいドローンスクール。生徒や教員だけでなく、9月からは地域住民や企業単位でも受講できる予定だということです。











