地元の寺の再建費用を寄付したとして公職選挙法違反の疑いで書類送検されていた、久万高原町議会の玉井春鬼議長について、松山地検は17日付で不起訴としました。

玉井議長は2020年11月、火災で焼失した久万高原町日野浦にある寺の再建費用として50万円を寄付した疑いで、今月5日、書類送検されました。

これを受け捜査していた松山地検は17日、玉井議長を不起訴としました。

玉井議長は寄付から4か月後、公選法違反に気付き全額返金してもらっていて、地検はこうした状況を踏まえたと見られます。