火災の影響で部分営業が続いている、愛媛県伊方町の亀ヶ池温泉が、来春の完全再開に向けた工事に伴い、9月から休館することになりました。

亀ヶ池温泉は、2007年のオープン以降、地域住民の憩いの場として毎年、約16万人が訪れる人気スポットでしたが、おととし8月、落雷が原因とみられる火災で建物の大部分が焼け、営業停止を余儀なくされました。

その後、復旧工事が進み、去年4月からは温泉と宿泊施設のみで仮営業を続けている中、伊方町は20日、レストランも含めた全館の営業再開に向けた工事に伴い、今年9月から来春まで休館すると発表しました。

伊方町によりますと、工事では、レストランなどが入る本館と温泉棟を繋ぐ廊下を設置したり、配管を繋ぎ直したりするということで、町は、詳細な日程が決まり次第、発表する方針です。