今年9月に愛知県で開幕するスポーツの祭典「アジア大会」。

愛媛からテニスの日本代表に選ばれた2人の選手はなんと現役の銀行員でした。

創部38年目を迎える伊予銀行テニス部。

チームから今年9月に開幕する「アジア大会」の日本代表に選ばれたのが、楠原悠介選手と中川舜祐選手です。

●楠原悠介選手
「ネットプレーが自分の武器だと思っているのでそれをしっかりペアの中川選手とペアリングして勝てるように頑張りたい」

テニスの日本代表12人のうち、アマチュア選手は楠原選手と中川選手のみ。

プロ選手が中心となる中、過去の実績などから異例の選出となりました。

午前中は伊予銀行大街道支店で法人への融資などを担当している楠原選手。

見事な"電卓さばき"で企業の売り上げなどを確認しながら、融資の審査を行っていました。

●楠原悠介選手
「電卓は入社の時に5分間ノーミスで6桁を(計算)しないといけないので慣れた」

同じ部署の後輩に普段の楠原選手について聞いてみると。

●同じ職場の後輩
「一緒にラーメンに連れて行ってくれるなどスポーツ選手でありながらも(一緒に)ラーメンをたべてくれるところも親近感がわく」

●楠原悠介選手
「すごく環境もいいし(遠征などで)離れて帰った時に温かく迎えてくれるのでそういうところが本当に感謝している」

仕事を終えると、松山市内のテニスコートへ。

平日3日間は、午後からラケットを握り、練習を行っています。

きょうもアジア大会でダブルスを組む中川選手と連携の確認を行いました。

実は2人、同じ大学の先輩と後輩でもあるんです。

伊予銀行に入行後、おととしからペアを組み、数々の国内の大会を制してきました。

●中川舜祐選手
「先輩だが先輩ではないような接し方を(僕が)普段している。すごく天然な部分があるがテニスになると頼りがいのある先輩」

銀行員とテニスの日本代表、二足の草鞋を履く2人。

目指すはアジアの頂点です。

●楠原悠介選手
「アマチュア選手としていち実業団選手として金メダルをとって帰りたい」