新型コロナウイルスについて、愛媛県は17日、新たに2407人の感染が報告されたと発表しました。

医療圏域別では、松山市とその周辺が1076人、新居浜市と西条市が401人などとなっています。

感染者を年代別で見ると、10歳未満から80代まで3桁と、幅広い世代に感染が広がっています。

また、60代から90歳以上の患者12人の死亡が公表されました。
県が1日に発表する死者数としては、過去最多となりました。

現在、医療機関に入院している人は362人、確保病床の使用率は62.5%となっています。

また県は、12月下旬に採取した検体の中からオミクロン株の新たな変異ウイルス「BQ.1系統」が3例確認されたと発表しました。

BQ.1は、ワクチン接種や感染で得た免疫を逃れる能力が高いとされていて、県は「動向を注視していく」と話しています。