車に取り残された人を救助する訓練を通し、学生たちに愛媛県警機動隊の仕事を体験してもらうイベントが東温市で行われました。
県警機動隊で開かれたインターンシップには、県内外から大学生や高校生、中学生ら16人が参加し、まず長年要人警護に携わってきたという渡邊貴志中隊長が、機動隊の仕事について説明しました。
その後学生らは、車に閉じ込められた人を助け出す想定で救助訓練に挑戦し、隊員の手を借りながら、専用の工具を使って、車のドアをこじ開けていきました。
また、ガラスクラッシャーと呼ばれる工具で車のガラスを打ち破る体験では、簡単に割ることのできないフロントガラスに驚いた様子でした。
「機動隊員になってみたい?」
「警察官になってみたいと思うけど、機動隊ちょっと厳しそう。やることがいっぱいある」
参加者は、体験を通してリアルな機動隊の仕事を学んでいました。