出張先の名古屋市で豊臣秀吉像を壊したとして、愛媛県警は1日付で、県内の警察署に勤務する男性警部補を戒告の懲戒処分にしました。
さらに、一緒にいた警察官ら3人がこの行為を見ていたことも明らかになりました。
愛媛県警によりますと、男性警部補は、去年8月中旬、出張で訪れていた名古屋市内で、秀吉像の頭部を手で回して壊したということです。
男性警部補は器物損壊の疑いで書類送検されましたが、その後、告訴が取り下げられ、不起訴処分となっています。
当時、男性警部補は酒に酔っていて、「像を触ったところ、音がして頭が回った。元々壊れていると思った」と主張しているということです。
しかし県警は、像を壊す行為があったとした上で、「警察への信頼を著しく損ねた」として戒告の懲戒処分としました。
さらに、県警は警視と警部補、それに警察職員のあわせて3人が一緒に現場にいて、男性警部補の行為を見ていたにもかかわらず、届け出るなどの対応を怠っていたことを明らかにしました。
県警は、この3人についても訓戒や注意の処分としています。
3人はいずれも「壊したかどうか、はっきり分からなかった」と主張しているということです。
愛媛県警監察官室は、「職員への職務倫理の教育を徹底し、再発防止と信頼回復に努めたい」とコメントしています。








