不安定な中東情勢が続く中、石油由来の製品が入手困難になっています。歯科医院では治療に使う医療用品が足りないといいます。現状を取材しました。

愛媛県東温市にある「駅前歯科医院」。

10日も午前中から多くの人が受診していました。
治療にあたる院長は、今、医療用品の供給不足に悩まされています。

(能智崇徳 院長)
「主に患者さんごとに使い分けている医療用グローブや、道具を滅菌するときに使うパックが注文ができなくなっている」

不安定な中東情勢が続く中、石油由来の製品が入手困難になっていて、こちらでは治療の際に使う医療用グローブなどが足りていないといいます。

多いときには1日に30人ほどが訪れ、患者ごとにグローブを取り替えるため、1箱100枚入りが4日程度で無くなります。

この日も取材中に1箱を使い切りました。

(能智崇徳 院長)
「1つ使い終わったので補充した。注文してもこれはもう入ってこない」

医療用グローブは通常、注文から3日ほどで届きますが、現在は在庫不足で1か月経っても届いていません。

また、医療器具を無菌状態に保つための滅菌パックの在庫も不安定だといいます。

(能智崇徳 院長)
「そういう医療用品がないので、治療ができないとなると困りますよね」
Q今後について
「まだ考えていない。入ってきてほしいと思っている」

厚生労働省は4月7日から、全国の医療機関に供給状況についての聞き取りを始めていて、今後、安定した在庫の確保に繋げることができるのかが課題です。