愛媛県伊方町にある伊方原発1号機の廃炉作業が第2段階へ移行するのを前に国の原子力規制委員会が3日、解体が予定されている設備を視察しました。
伊方原発を訪れたのは、原子力規制委員会の長崎晋也委員と原子力規制庁の金城慎司審議官ら11人です。
伊方原発では現在、1号機と2号機で廃炉作業が進められていて、3号機のみが稼働しています。
このうち、1号機の廃炉作業は2056年度ごろまでの4つの段階に分けて進められていて、現在は、第1段階として、管理区域の外にある設備の解体が行われています。
四国電力は、来年度から第2段階に移行し、管理区域内にある設備の解体に着手するため、国に認可を申請しています。
今回の視察は、第2段階へ移行するための審査の一環として行われたもので委員らは、四国電力の担当者から説明を受けながら解体にかかる期間や対象となるエリアについて質問していました。
四国電力によりますと、第2段階では、放射能の濃度が低い設備から解体し、空いたスペースを解体して出た廃棄物の保管に活用するということです。
(原子力規制委員会 長崎晋也委員)
「作業員の方々の被ばく管理や飛散防止対策をしながら、しっかりと安全対策、安全を第一に対策を立てて進めてほしい」
1号機の廃炉作業について四国電力は、今後、原子力規制委員会の審査を経て、愛媛県と伊方町の了解を得た上で、来年度から第2段階へ移行する計画です。








