この5年半の間に5度目の値上げです。
伊予鉄道と伊予鉄バスは、燃料費の高騰や運転士の待遇改善などを理由に、電車の初乗り運賃を250円に、バスを270円に引き上げました。

(山下アナウンサー)
「1日から値上がりした伊予鉄郊外電車の運賃、松山市駅から横河原駅までは640円かかります」

伊予鉄道と伊予鉄バスは1日から運賃を改定し、郊外電車の初乗りと市内電車を230円から250円に、路線バスの初乗りは250円から270円に引き上げました。

伊予鉄道と伊予鉄バスの運賃引き上げは、2020年10月以降、5度目です。

2020年9月まで電車、バスともに160円だった初乗り運賃は電車がおよそ1.5倍、バスは1.7倍に上昇しました。

値上げについて利用客は…

(利用客)
「今の時代値上がりは仕方がないのはあるけど。年金で生活していたらきつい。なるべく歩けるところは歩いていくよう力を入れているが、自分の足次第。」

値上げについて担当者は、「高騰する燃料費や賃金引き上げなどにあてるため」と説明しています。

(伊予鉄バス自動車部長・中川智之取締役)
「現在公共交通は危機的状況にある。中東情勢の影響を受けて、燃料の供給不安および燃料費の高騰、また人手不足も大変深刻で、全国的にも路線の廃止、減便が相次いでいる状況。路線維持確保のために必要なことであることをご理解いただきたい。」

なお、キャッシュレス決済を行った場合に運賃を20円割り引く制度は引き続き行われ、客のおよそ8割がキャッシュレス決済を利用しているということです。