田植えの時期に四万十川の水が濁るのを防ごうと、環境に配慮して栽培された「自然環境米」の販売が鬼北町で始まりました。

愛媛県鬼北町や松野町を流れる広見川とその支流では、田植えの代かきで発生する濁った水が高知県の四万十川に流れ込み、景観や環境への影響が懸念されています。

流域の自治体や農業団体などで作る協議会は、3年前から石こうを田んぼに撒いて水中の泥を沈める対策を進めていて、今年度、およそ1.6ヘクタールで作付けを行いました。このうち、農家2軒が栽培したコメが「自然環境米」として鬼北町の道の駅で販売されています。

こちらのコメは来月から宇和島市の観光施設でも販売されます。