遺体の防腐処理などを行う「エンバーミング」の施設が今月、四国で初めて愛媛県松山市に開設されます。
3日の市議会ではルールの整備を巡り議論が交わされました。

(山田祐也アナウンサー)
「松山市北久米町です。施設は国道11号に面した、こちらの建物に開設される予定です。敷地内には木なども植えられていて、工事は完了しているように見えます」

エンバーミングは遺体の消毒などを行い衛生的に生前に近い状態で保つ処置のことです。

3月中にも、東京の企業が運営する専用施設が、四国で初めて開設される予定です。

遺体の腐敗を防ぐためには、ホルムアルデヒドなどの化学薬品が使われます。
施設の周辺には住宅や田畑が広がり、住民からは環境などへの影響を懸念する声が出ています。

一方、松山市には施設の設置に関する具体的なルールが設けられておらず、市議会でも議論が交わされました。

(まつやまチェンジアクション 清水義郎議員)
「事前説明や行政との協議を促す仕組みづくりについて、ルール整備の必要性をどのように考えているのか、本市の見解を聞かせてください」

(松山市開発建築部長)
「生活環境の保全と、近隣住民と事業者とのトラブルを未然に防ぐため、ルール整備の必要性も含め、具体的な方針をまとめたいと考えています」

市側は「時期は未定」としながらも、ルールの整備などを検討する考えを示しました。

施設側は、住民からの要望を受けた対策を進めているということです。