地震が発生した場合に身を守る行動をとる防災訓練「シェイクアウトえひめ」が、愛媛県内で一斉に行われました。

(放送)
「身の安全を確保してください」

愛媛県の呼び掛けで、毎年この時期県内で一斉に実施されている「シェイクアウトえひめ」は、大規模地震が発生した際、身の安全確保を図る訓練で、2022年は学校や企業などおよそ1700の団体が参加しました。

このうち西予市明浜町の明浜小学校では、揺れがおさまったあと防災頭巾をかぶった全校児童が、非常持出袋を背負って体育館に集合し、無事を確認しました。

その後、3年生の11人は津波に備えて近くの30メートルほどの高台へと避難し、県の職員から地震が発生した際の行動について学んでいました。

(訓練に参加した児童)
「夜中に地震が起きたりすると危ないので、先に訓練しておとくといいと思います」
(訓練に参加した児童)
「弱い地震でも避難しなきゃいけないことや、津波が何度も来ることなどがわかりました」

明浜小学校は、防災教育に力を入れていて、2ヶ月に1回程度、避難訓練を行っているということです。