愛媛県と四国電力は12月19日、定期検査中の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、空調機器に不具合が見つかり、送電の再開が当初の予定から1日遅れる見通しになったと発表しました。
愛媛県と四国電力によりますと、不具合が見つかったのは、中央制御室の空調設備で使用する水を冷やす装置です。
装置を検査していた12月16日午後9時ごろ、4台あるうち1台の不調を確認し、詳しく調べたところ、水の流量不足が判明。その後、再調整を行い、17日午後4時ごろに復旧したということです。
今回の不具合による、環境への放射能の影響はありません。ただ、このトラブルで、12月25日に予定していた送電の再開が、26日にずれ込み見通しとなりました。








