京都の老舗の味や工芸品を集めた催しが、愛媛県松山市内のデパートで始まりました。

いよてつ髙島屋で始まった「京の老舗名品展」には、京都の工芸品や老舗の和菓子など40店舗が出店しています。

中でも「京こま」は、安土桃山時代から続く工芸品で、芯に布を巻き付けて作られています。「物事がうまく回る」縁起物として根付いています。

また、200年以上続く鶴屋吉信のベストセラー「つばらつばら」は、秋限定の栗味も販売されています。

(佐藤リポーター)
「もっちりとした皮の中に、まろやかな栗の風味が広がっています。これからの秋にぴったりの味です」

このほか、会場では、茶道裏千家淡光会による茶会も開かれていて訪れた人たちは古都の雰囲気を楽しんでいました。

この「京の老舗名品展」は今月23日まで松山市のいよてつ髙島屋で開かれています。