松山市は、物価の高騰が続いていることを受け、子育てをする世帯への支援策として、コメの購入などに使うことのできる金券配布などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。

松山市は6日、一般会計で8億5118万円あまりの6月補正予算案を発表しました。

松山市 野志克仁 市長
「7月中の配付開始を目指して、給食のない夏休みの期間中に配付するよう、できるだけ早くお届けしたいと考えている」

このうち、子育てをする世帯への支援策として、18歳以下の子どもがいる世帯を対象として、子どもひとり当たり4400円分の「おこめ券」を配付するための予算として4億3600万円を計上しています。
財源には、国の物価高騰対策の交付金を活用するということです。

支援策では市内のおよそ4万5000世帯、0歳から18歳以下の子どもおよそ7万5000人が対象となります。

補正予算案は、来週13日に開会の6月議会に提出されます。