大洲の夏の風物詩「うかい」が6月1日に開幕するのを前に、新しく完成した屋形船の安全祈願祭が行われました。
外国人観光客にも利用しやすい工夫が盛り込まれています。

30日肱川で行われた安全祈願祭には「うかい」の関係者らおよそ20人が出席、期間中の安全や繁盛を祈願したあと、新たに作られた屋形船「清流1号」の完成をテープカットで祝いました。

二宮隆久 大洲市長
「(乗り心地は)最高です。膝が本当に楽です」

新たに完成した屋形船「清流1号」では、椅子に座って食事や「うかい」を楽しむことができることから、外国人観光客にも利用しやすいということです。

大洲市観光協会 藤岡周二 会長
「靴を履いたままで乗れるような船、座って食べれる船が欲しいということで(建造した)。お客さんの方にも喜んでもらえるんじゃないかと思っています」

大洲市観光協会は今後同様の屋形船を増やし、合わせて5隻を追加する方針です。

6月1日に開幕する大洲の「うかい」、市観光協会は去年より1300人ほど多い5000人の観覧客を見込んでいます。