愛媛県内有数の米どころ、愛媛県宇和島市三間町では早くも田植えが始まっています。

南予地域では、温暖な気候を生かして田植えの時期を早め夏に稲刈りをする早場米の栽培が盛んで、宇和島市三間町では先月下旬から各地で田植えが始まっています。

水が張られた田んぼでは、農家の男性が田植え機を使って15センチほどに育ったコシヒカリの苗を次々と植えていました。

全国的にコメ不足への懸念が高まる中、農家の男性は地元の担い手確保が課題だと指摘します。

農家 阿藤吉信さん
「24町歩(ヘクタール)位の集落なのですが、今は米作りは7人位になりました。食の安全は大きな国の問題として捉えてもらったらと切に思う」

早場米の田植えは今月下旬まで続き8月上旬には収穫を迎えます。