愛媛県今治市の山林火災は、発生から4日目を迎えますが、依然として延焼が続いていて、焼損面積は300ヘクタールを超えました。

依然として広い範囲で大量の煙が上がっていて、消防は収束が見えたとはまったく言えない状況だと話しています。

焼損面積は25日午後11時半の時点で306ヘクタールに拡大しました。

25日は、飛び火による建物の火災も相次ぎ、26日午前10時現在、住宅と倉庫あわせて9棟が全焼していて、避難指示の対象は今治市と西条市あわせて3848世帯、7494人に拡大しています。

また、現場付近の国道や高速道路は通行止めが続いています。

現場ではヘリによる上空からの放水が続けられているほか、広島県と香川県の消防も加わって消火活動が行われています。