愛媛県松山市に本社を置き、医薬品卸などを手がけるアスティスの物流拠点が新居浜市に新設されることとなり、県庁で調印式が行われました。
調印式には、誘致した中村時広知事と新居浜市の古川拓哉市長、それにアスティスの阪本正夫社長が、それぞれ立地協定書にサインしました。
新居浜市船木のおよそ3ヘクタールの敷地に整備されるアスティスの物流拠点は、免震構造で、四国各地にある10の拠点の在庫のほとんどを現地に集約する計画です。
また、今回の物流拠点新設で、新たに50人の雇用が生まれる予定です。
中村知事
「医薬品などは人の命を守る欠かせない要因になる。その要因を持つ物流拠点が県内にあるというのは、本当に心強い限りだと思っている」
アスティス 阪本正夫社長
「四国で医療が完結できるようになる。そのような施設を作ることが私たち医薬品卸としては一番大切な仕事だと思っていまして、今回のセンターを作ることにしました」
アスティスの新たな物流拠点は、4年後の2029年5月の操業を目指しています。