気象庁によりますと、17日は気圧の谷が日本付近を通過して、次第に冬型の気圧配置が強まる見込みです。日本の上空には強い寒気が流れ込み、19日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。
そのため、17日から、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に荒れた天気や大雪となる所があるでしょう。
冬型の気圧配置の強まりや寒気の程度等によっては、17日から18日にかけて大荒れとなるおそれがあり、19日頃にかけて東日本の日本海側を中心に警報級の大雪となるおそれがあります。

警報級の大雪の可能性については、20日までの期間で、青森県、新潟県、群馬県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、滋賀県に早期注意情報が発表されています。
また、気象庁は「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しています。
早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

低温に関する早期天候情報については、関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州・奄美、沖縄地方に発表されており、いずれも、2月19日頃から『かなりの低温』となっています。

大雪に関する早期天候情報については、東北日本海側、長野県北部・群馬県北部、北陸、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰地方に発表されており、2月18日又は19日頃から、冬型の気圧配置が強まるため、降雪量がかなり多くなり『大雪』と予想されています。
引き続き、最新の気象情報をご確認ください。