上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、愛媛県内では山地を中心に雪が降りました。
13センチの積雪を観測した久万高原町では住民らが雪かきに追われていました。
午前9時ごろの久万高原町の道の駅「天空の郷さんさん」。
従業員が入口近くの雪かきに追われていました。
道の駅 従業員
「これだけ降るのは久々なので、今年の中では本当に多いなとすごく感じてます。雪かきだったり、車の運転だったりが、すごい悩まされるといえば悩まされる」
雪の影響で道の駅の産直市は28日に引き続き野菜を持ち込む農家が少なく、29日も棚には空きが目立っていました。
荒木優汰記者
「午前11時前の久万高原町内です。このように雪が強く降る時間もあり、あたり一面は真っ白になっています」
その後も断続的に雪が降り午後3時時点で久万高原町久万では13センチの積雪を観測。除雪車も出動しました。
また雪かきに追われる住民も・・・
住民女性
「雪は降らんとね。久万は。降らんかったら、ちょっと『えっ』とか思うかも、逆に思うかも分からんし。あんまり降りすぎてもしんどいけど」
またこちらの男性は心配事があるといいます。
住民男性
「ビニールハウス、そして野菜シートをかけてるところ、これも雪でつぶれることがありますからすごく心配ですね」
気象台によりますと、県内で大雪の恐れはなくなったもののの気象台は引き続き路面の凍結などに注意を呼びかけています。
一方警察によりますと、久万高原町内では、雪の影響とみられるスリップ事故が3件発生しましたが、いずれもけが人はいないということです。