任期満了に伴う愛媛県伊予市の市長選挙に、28日、無所属の新人で現在、市議を務める田中慎之介氏が出馬を表明しました。
(田中慎之介氏)
「伊予市の未来を照らしていく新しいリーダーが伊予市には必要。10年後20年後の伊予市に対して責任を負う、その覚悟が決まったので、28日ここに次期市長選挙に立候補する挑戦をする、この決意を28日表明する」
田中氏は松山市出身の44歳、早稲田大学を中退後、学習塾の講師などを経て、2021年の伊予市議選で初当選、現在1期目です。
出馬の理由について田中氏は、今年、伊予市が今後10年間の将来像を示す「総合計画」を策定することをあげ、また、公約には教育費の2%増額により教育環境や学校施設の防災機能を強化したいと述べていました。
4月20日投票の伊予市長選挙には、無所属の現職で4期目を目指す、武智邦典氏も立候補の意向を表明していて、選挙戦になる見通しです。