任期満了に伴う愛媛県内子町の町長選挙は26日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の小野植正久氏(69)が2度目の当選を果たしました。
20年ぶりの選挙戦となった内子町長選挙は、現職の小野植氏が、新人で前町議の森永和夫氏(73)をダブルスコアの大差で退け再選しました。
小野植氏
「あと1期やれと審判をいただいた。非常に重く受け止めているし、私がこれからやろうとしていること、これをしっかりやって、みなさんにお返しすることが、私のこの4年間に与えらた責務」
小野植氏は内子町出身の69歳。
町職員を経て2017年に副町長に就任しましたが、任期途中で辞職し、2021年の町長選挙に出馬すると、無投票で初当選し、現在1期目です。
選挙戦では、歴代の町長や地元選出の県議らの支援を受け、人口減少対策も踏まえた地場産業の活性化などを訴えました。
なお、投票率は59.79%で、前回2005年を18ポイント余り下回りました。