二十四節気のひとつ「大寒」をあすに控え、愛媛県新居浜市内の寺では、19日から冬の風物詩、寒行托鉢が始まりました。
愛媛県新居浜市山根町にある曹洞宗瑞応寺では、寒さの厳しい大寒の時期に修行僧が街を歩く、寒行托鉢を行い無病息災などを祈願しています。
19日、新居浜の最低気温は0.2度。厳しい寒さの中、8人の修行僧は、素足にわらじを履いて境内でお経を唱えたあと、網代笠を被り一列になって山門を出発します。
修行僧の一行は、托鉢を知らせる鈴と太い声を響かせながら住宅街を歩き、軒先に出てきた人にお経を唱えお布施を受けていました。
(女性)
「私らもキュッとなんか引き締まるいうんかね頑張らないかんような感じを受ける」
(男性)
「やっぱり元気で明るい年にしたいですね」
この寒行托鉢は、今月30日までつづきます。