愛媛県松山市の勝岡地区では7日午前7時すぎ、「神守」と呼ばれるふんどし姿の男たちが威勢の良い掛け声とともに現れました。
勝岡八幡神社では、市の無形民俗文化財に登録されている「一体走り」が披露され、「神守」たちがおよそ100メートルの参道をみこしを担いで駆け抜けました。
この「一体走り」は1300年ほど前、朝廷に献上する特産の塩を船まで慎重に運んだのが由来とされていて、みこしを揺らさず美しく走ることが求められます。
「神守」たちの息のあった力強い走りに、観客たちは盛んな拍手を送っていました。