不正に手に入れたキャッシュカードで現金を引き出したとして窃盗の疑いで逮捕・送検されていた「四国アライアンス証券」に勤務する男性について、松山地検西条支部は2日、不起訴処分としました。

不起訴処分となったのは四国アライアンス証券の男性社員です。

男性は愛媛県新居浜市内に住む当時90代の女性名義のカードを不正に入手し、おととし10月、商業施設のATMで9回にわたり現金あわせて450万円を引き出し盗んだとして窃盗の疑いで今年6月と先月16日に逮捕され、送検されていました。

捜査を進めていた松山地検西条支部は、2日付で男性を不起訴処分としました。
理由については、「証拠関係に照らした」と説明しています。