阪神・淡路大震災の発生から29年を迎えた17日、東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市からも鎮魂の祈りがささげられました。

陸前高田市小友町には神戸市のモニュメント「1.17希望の灯り」から火を分けて贈られた、「3.11希望の灯り」があります。
毎年1月17日には追悼行事が行われていて、市民12人が集まり地震が起きた午前5時46分に黙とうを捧げました。
今年は灯りの前に能登半島地震の犠牲者を追悼する竹灯籠が建てられました。

(市民)
「テレビを見ていて悲しい思いが込み上げてきて、3月11日のことも1.17のこともよみがえってきました」

集まった市民は能登半島の被災地に思いを寄せるとともに、2つの震災の記憶を風化させない決意も新たにしていました。