8月8日時点の岩手県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は175.3円で12週連続で値上がりとなり、15年ぶりに175円を上回る高値となりました。
石油情報センターによりますと、岩手県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、今月8日時点で1リットルあたり175.3円となりました。先週より3.4円高く、12週連続の値上がりです。175円を上回るのは2008年8月以来15年ぶりです。全国平均は1リットルあたり180.3円で、前の週と比べ3.6円値上がりです。こちらも値上がりは12週連続となりました。山形、栃木、群馬、長野の4つの県では2004年の調査開始以降、最高値を更新しました。岩手県内は今回、兵庫と並んで全国で最も安い価格となりました。
来週以降の見通しについて石油情報センターは「産油国の供給削減などにより原油価格が値上がりしていて、国による補助金の補助率が徐々に減少していることもあり、来週は小幅な値上げとなるだろう」と分析しています。