盛岡市の中学校で生徒の一部も出演してバレエ公演が行われました。
生徒たちはダンサーに体を高々と持ち上げてもらったりメイクや衣装を着けたりしてプロの舞台に臨みました。

これは子どもたちに本格的な舞台芸術を間近で体験してもらおうと、文化庁が主催して行われたものです。

20日は東京の谷桃子バレエ団が、盛岡市の小中一貫教育校 土淵小中学校の体育館を訪れ、中学校の全校生徒の前でフランスの文学作品『レ・ミゼラブル』の創作バレエを上演しました。
舞台で演じたのはプロのバレエダンサーだけではありません。
土淵中学校の生徒たちは、公演の1ヶ月前にバレエの基礎についてワークショップを受けていて、20日はそのうち有志40人あまりが直前の稽古にも臨み舞台に立ちました。
プロのダンサーによるサポートや、本格的なメイクや衣装、どれも初めての体験です。

(生徒)
「バレエをやるのは初めてだったんですけど、本番の空気を感じられてよかったです」

(生徒)
「衣装とかメイクとかすごく本格的で楽しかったです」

生徒にとって日常の空間で非日常の舞台を体験する。
この取り組みは、21日も盛岡市の北松園中学校で行われます。







