岩手県は物価高対策やクマの被害に対応する費用を盛り込んだ、およそ83億円の補正予算案を発表しました。

2025年度第4弾となる一般会計補正予算案は、総額82億9700万円を増額するものです。
このうち物価高対策として、賃上げを行う中小企業への支援金に27億円あまりが計上されています。
生活困窮世帯が灯油や防寒用品を購入する費用の一部を補助する事業に、およそ4億円が盛り込まれています。

また、相次ぐクマによる被害に対応するため3700万円が計上され、県は箱わなや麻酔による捕獲を実施できる人材の育成を進めることとしています。

補正予算案は27日に招集される県議会12月定例会に提案されます。







