東日本大震災の津波で失われたサクラのある風景を再生し、東北一の名所にしようという植樹会が岩手県陸前高田市で行われました。

5日の植樹会には陸前高田市の佐々木拓市長らが参加し、高さ7メートルほどのオオヤマザクラの木2本を、市の観光物産協会などが入る施設の敷地に植えました。

陸前高田市では東日本大震災の津波で失われたサクラのある風景の再生を目指して、市民有志が「さくらの杜プロジェクト」を立ち上げ、2024年から市内の公園や被災して利用されていない土地などにサクラを植樹しています。

これまでにおよそ60本を植えていて、プロジェクトでは将来的に3000本のサクラを植えて東北一の名所とすることを目標にしています。
この植樹会は9日にも行われます。







