8日午前、岩手県北上市和賀町の山林で損傷した性別不明の遺体が見つかりました。
遺体の近くではクマが目撃されていて、警察はクマに襲われた可能性が高いとみています。

警察によりますと遺体が見つかったのは、北上市和賀町の夏油大橋の北側の山林です。

8日午前10時ごろ、この山林にキノコ採りに出かけたまま7日から行方不明となっていた金ケ崎町の70代男性の捜索隊が損傷した遺体を見つけました。

服装などから遺体はこの男性のものである可能性が高く、遺体には爪で引っかかれたような傷があり、遺体の近くでクマが目撃されていることからクマに襲われたとみられています。
二次被害の危険があることから捜索隊はいったんその場から退避し、午後3時半過ぎに県の防災ヘリコプターで遺体を運び出したということです。