盛岡市保健所は、9月に盛岡市内の教育保育施設で感染性胃腸炎の集団発生があったことを明らかにしました。
盛岡市保健所によりますと、9月22日に盛岡市内の教育保育施設から「複数の利用者が嘔吐、下痢等の症状を呈している」と報告がありました。
保健所が調査したところ、9月14日から25日までに31人(利用者30人、職員1人)に嘔吐、下痢等の症状があったことを確認しました。
有症者は回復傾向にあるということです。
保健所が検査した結果、有症者8人からアストロウイルス、ヒトパレコウイルス、サポウイルス等を検出したとのことです。
保健所が感染経路等を調査したところ、排泄介助の過程や消毒に一部不十分な点があったと推察されたことから、施設に対して流行期の手順の確認、消毒や手洗いの徹底等二次感染予防について指導したということです。