ふるさとの川の大切さや自然の豊かさを学ぼうと、岩手県宮古市の小学生が30日ヤマメのつかみ取りや稚魚の放流を行いました。

宮古市茂市の閉伊川の川原に集まったのは、市内の新里小学校の3年生13人です。
この放流会は閉伊川漁協が企画したもので、子どもたちに地域の川に親しんでもらおうと年に4回ほど行っています。
用意されたのは、50キロおよそ1万尾のヤマメの稚魚。

子どもたちは、やさしく声をかけながら川に稚魚を放流していました。
また、隣接するアユのやな場では流れてくるアユのつかみ取りにも挑戦し、歓声があがっていました。

(子供たちは)
「初めてやったけどうまくいけたと思うので、うれしかったです」
「ごみを捨てないように、川の環境をきれいにしていきたい」

子どもたちは体験を通して、ふるさとの川の大切さや自然の豊かさを学んでいました。