21日告示された任期満了に伴う岩手県一関市と八幡平市の市長選挙は、立候補の受け付けがそれぞれ午後5時で締め切られ、いずれも現職以外に立候補者はなく、無投票による再選が決まりました。

一関市長選は、無所属の現職・佐藤善仁氏(67)の他に立候補はなく、佐藤氏の無投票による再選が決まりました。一関市は2013年の市長選から4回連続の無競争です。佐藤氏は若者と女性、外国人が活躍できるステージづくり、シニアが現役時代と変わらず活躍できる環境づくりなどを訴えました。

八幡平市長選は、無所属の現職・佐々木孝弘氏(63)の他に立候補はなく、佐々木氏の無投票による再選が決まりました。八幡平市の市長選が無競争となるのは2013年以来12年ぶりです。佐々木氏は地熱発電の電力を供給する新たな工業団地の造成、定住促進に向けた住宅団地の整備などを訴えました。