任期満了に伴う岩手県一関市と八幡平市の市長選挙が21日告示され、それぞれ現職1人が立候補を届け出ています。他に立候補の動きはなく、いずれも無投票当選が濃厚となっています。

一関市の市長選挙に立候補したのは無所属で再選を目指す現職の佐藤善仁氏(67)です。佐藤氏は若者と女性、外国人が活躍できるステージづくり、シニアが現役時代と変わらず活躍できる環境づくりなどを公約に掲げています。
20日現在の一関市の有権者数は9万801人です。

八幡平市長選挙に立候補したのは無所属で再選を目指す現職の佐々木孝弘氏(63)です。佐々木氏は地熱発電の電力を供給する新たな工業団地の造成、定住促進に向けた住宅団地の整備などを公約に掲げています。
20日現在の八幡平市の有権者数は2万58人です。
立候補の届け出受け付けは、ともに21日午後5時までです。現職の他に出馬の動きはなく、一関市は2013年から4回連続、八幡平市は2013年以来12年ぶりの無投票当選が濃厚となっていますが、選挙戦となった場合に投開票は28日です。