今回、私が取材した競技は「なぎなた」です。
子どもから年配の方まで幅広い世代が楽しめる生涯スポーツの一つとされています。

防具を身に着ける点は剣道と同じですが、剣道では面、胴、小手、突きに対して、なぎなたではそれらに加えて「すね」も有効な攻撃となります。

また竹刀のおよそ2倍となる長さ225センチのなぎなたを使用します。
そして試合競技のほかに防具を身に着けず、2人1組で技の形の完成度などを審査する演技競技があります。

そのなぎなたが町のスポーツとして盛んな一戸町に、全国大会で優勝を果たした中学2年生がいます。
その選手の強さの秘密を取材しました。

大きな掛け声で技を決めるのは一戸中学校2年の北謙信選手です。

北選手は2025年、一戸町長杯や県大会、北海道東北大会で優勝を飾る実力者です。