豆力士たちのかわいらしい取組です。
花巻市東和町できょう子どもたちの健やかな成長を願う伝統の「泣き相撲」が行われました。

花巻市東和町の三熊野神社では毎年、春と秋に「泣き相撲」を開催しています。
春は全国大会と題し参加者を募りますが、秋は地元にゆかりのある満1歳の男の子12人だけが参加できます。
地域の未来を担う子ども達の健やかな成長を祈る神事として、およそ300年の歴史を築いてきました。

音「よっ、よっ」

裃姿の親方が抱き上げ、顔を突き合わせて先に泣いた方が負けです。

音「よっ、よっ」

こちらの取組は片方の豆力士が寝ているため、起こさないように親方が優しい掛け声をかけていて会場からは笑いが起きていました。

(参加者は)
「すごくいいイベントこれから元気よく育っていければ」


「この子の兄も出ていた。同じ経験をさせてあげられてうれしい」

かわいらしい表情を見せる豆力士に会場は和やかな雰囲気に包まれていました。