18日午前、岩手県八幡平市の山林でマツタケ採りをしていた男性がクマに襲われ、顔や腕などを負傷しました。命に別状はありません。

警察によりますと、18日午前6時半ごろ、八幡平市安比高原の山林で50代の会社員の男性が1人でマツタケ採りをしていたところ、木に登っている子グマ1頭を目撃した直後、成獣とみられるクマ1頭に襲われました。
男性は覆いかぶさってきたクマに顔を引っかかれ、その後クマと取っ組み合いになって両腕をかまれるなどしました。さらに足蹴りするなど抵抗したところ、クマが逃げたということです。
その後自力で乗用車を駐車していた場所まで戻り、受診した盛岡市内の病院から矢巾町内の医療機関に救急搬送されました。意識があり会話も可能で、命に別状はないということです。
現場は安比高原スキー場から南西へ6キロ以上離れた山林です。