大規模な災害が発生した際に、被災地の学校教育の早期再開を支援するチームの発足に向けた研修会が盛岡市で開かれました。

災害時学校支援チームは、全国的に自然災害が多発していることから岩手県教育委員会が発足を目指しているもので、18日はオンラインも含め小中学校と高校の教員など67人が参加しました。

こうしたチームは、阪神淡路大震災発生後の兵庫県で2000年に発足したのを皮切りに、現在、8道府県で運用されています。
研修会では、長く防災教育にも携わってきた県立図書館の森本晋也館長が講演し、災害時の早期の学校再開が子どもの安全・安心の確保につながると強調しました。

県教育委員会は2026年1月にも研修会を開き、年度内に支援チームを発足させる方針です。