例年10月から2月にかけて発生のリスクが高まる高病原性鳥インフルエンザに備えて、岩手県内の養鶏農場の担当者などを集めた会議が盛岡市で開かれました。

16日行われた高病原性鳥インフルエンザ対策強化連絡会議には、県内の養鶏農場の担当者などオンラインも含めて23人が出席しました。

県内では1月、高病原性鳥インフルエンザの発生により盛岡市と軽米町で合わせて123万羽のニワトリが殺処分されました。
会議では農林水産省の担当者が野鳥や野生動物を寄せ付けない対策が重要だと提言していました。

また出席した農場関係者からは、感染のリスクを減らすため職員の移動の経路を分けていることなどの対策の事例が発表されました。