岩手県は農業に影響を与えている渇水や高温対策に必要な経費などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。

県が16日発表した一般会計の補正予算案は、2024年度の決算に伴う予算額の調整によっておよそ14億円を減額するものです。

この中で農作物の生育に影響を与えている渇水や高温対策のために、農業団体が行う応急ポンプの設置費用の補助として、3000万円が新規に盛り込まれています。

ほかに、クマによる人への被害を防ぐため市街地で銃を使用する「緊急銃猟」を行う市町村を支援する経費に500万円が計上されています。

補正予算案は25日招集の県議会9月定例会に提案されます。