2025年の夏は気温が高く雨が少ない多くの農作物にとっては厳しい気象条件でしたが、ブドウにとっては好条件だったようです。

(製造部醸造技師長 女鹿将瑛さん)
「雨が少ないことでブドウの味が凝縮していて、味わいの濃いものが採れています。同じく雨が少ないことで病気の果実が少ないので品質のいいブドウが集まっていると感じます」

9日仕込みが行われた赤ワインは、10月中旬に新酒、「いわてヌーヴォー赤2025」として県内のスーパーや酒販店で販売される予定です。

(製造部醸造技師長 女鹿将瑛さん)
「暑い夏の中、手をかけてくれた生産者に感謝しながら、品質のいいものを届けてくれたのでそれを無駄にしないようにしっかりとおいしいものをみなさんに味わってもらえるように作りたいと思います」

エーデルワインの仕込みは、ブドウの収穫に合わせて10月末まで行われ、2025年は合わせて300トンのブドウでワインをつくる計画です。