岩手県の釜石市魚市場でけさ、今シーズン初めてサンマが水揚げされました。
初水揚げの量は2024年の3.5倍以上で、浜は活気づきました。

釜石市魚市場にサンマを水揚げしたのは、地元の濱幸水産の第三十八欣栄丸です。
北海道の沖合およそ1500キロ、北太平洋の公海=公の海で漁を行った後、54時間ほどかけて釜石に戻りサンマを水揚げしました。

釜石の初水揚げは、2024年より4日遅かったものの、水揚げ量は26トンだった2024年の初水揚げの3.5倍以上となる95トンに上りました。
また大きさも140グラム以上の大ぶりのものが全体の半分以上を占め、取引価格は1キロ当たり320円から400円の安値となりました。

水揚げされたサンマは、市内の小売店の店頭などに並ぶほか関東方面に出荷されます。